異性とカラオケに行ってセックスしてしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
カラオケは密室空間ですし、カップルで狭い個室にいたら良いムードになってしまうというのは自然の摂理のようなものです。
ですが、結論から言うと、カラオケをラブホ代わりにしてはいけません。
では、なぜカラオケで性行為をしてはいけないのか解説していきましょう。
カラオケでの性行為は公然わいせつの恐れがある
カラオケボックスでの性行為は、公然わいせつ罪にあたるおそれがあります。
カラオケルームは部屋ではありますが、密室ではなく必ずのぞき窓が設置されています。
そのため、「不特定または多数の人が認識することのできる状態=公然」ということになり、カラオケで性器を露出したり性行為をおこなうと、公然わいせつとなるわけです。
公然わいせつ罪は、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金になります。
店員にセックスがバレたらどうなるのか
店員にセックスがバレたらどうなるかですが、店員は性行為に気付いたら止めに入るしかありません。
カラオケ店は、性行為をおこなう場所ではなく、歌唱するための場所です。
風俗店ではありませんので、店は性行為を黙認していれば、風営法違反になり営業停止となってしまうおそれがあります。
ですので、部屋で性行為をしていることに気付いたら、注意、退店命令、警察へ連絡、などの対処をおこなうしかありません。
筆者もカラオケ店で働いていたことがありますが、前戯をしているようであれば部屋に入室し注意をしてましたし、悪質と判断すれば退店させていました。
また、部屋を汚されたり、店が営業停止処分を受けるのであれば、店側から損害賠償を請求される恐れもあります。
なかには、気づいていなかったり、1度は黙認する店員もいるかもしれませんが、毎回ラブホ代わりに使われると店員も顔を覚えます。
片付けをするのは店員ですし、他人の性行為後の部屋を拭き掃除するのもいい思いはしません。
毎回ラブホ代わりに使うことはしないようにし、もし使ってしまったとしても、部屋は綺麗に片づけてゴミは持ち帰るようにしてください。
監視カメラを衣服で隠したらバレる?
カラオケ店の中には監視カメラがあるカラオケ店もあります。
セックスをしたいあまりに、監視カメラを隠そうという発想を持つ人もいるかもしれませんが、絶対にカメラは隠してはいけません。
カメラを隠されたら、店員は絶対気づきますし、隠すということはセックスをしていると考えます。
防犯上の理由でも、カメラが隠されたのであればその障害物を取り除かなければなりませんので、店員は部屋に向かわざるおえません。
例えワンオペの店舗であっても、店員は常に監視カメラのモニターの前で待機していることが多いですし、100%バレるものと思っていてください。
ありがちな誤解として、テレビ前に置かれたドーム型のカメラやマイクの受信機を監視カメラと勘違いしている人もいますが、あのカメラは店舗側は見ることができません。
テレビの前のカメラは、JOYSOUNDの録画サービスのためにあるものですね。
監視カメラは天井についているドーム型やカメラ型のものになります。
セックスはラブホテルで
カラオケでセックスができないならどこですればいいのかですが、やはりラブホテルやビジネスホテルですることをおすすめします。
漫画喫茶などでも、性行為をする方はたまにいますが、カラオケ同様に公然わいせつ罪になるおそれがあります。
また、漫画喫茶のブースによっては、上からのぞかれるリスクが高いです。
衛生面でも、ホテルに比べるとカラオケなどの施設はよいとは言えません。
テーブルなどは拭きますが、ソファは目に見えて汚れていなければ拭いたりしませんから。
セックスは、セックスが許されている場所でおこないましょう。