アプリストアーで、ランダム通話や、ビデオチャット、ライブチャット、ビデオ通話などと検索するとずらっと女性と話せるビデオ通話アプリが並びます。
アプリの説明を読んでみると、異性と出会える、恋活などと書いてあるアプリもあって、出会い系として使えそうですよね。
たしかに、ビデオ通話であれば顔も分かりますし、会う約束も出来そうです。
では、ビデオ通話アプリを出会い系として使えるのか詳しく解説していきましょう。
ビデオ通話アプリは出会えない
ビデオ通話アプリを出会い系がわりに使えるかですが、残念ながらビデオ通話アプリでは出会えません。
なぜかと言うと、ビデオ通話アプリとされる多くのアプリが、チャットレディとしか話せないアプリであるからです。
チャットレディとは、在宅でできるバイトで、男性とメッセージをしたり、音声通話やビデオ通話をすると、その量に応じて女性に報酬が支払われます。
チャトレ、メルレなどのキーワードでX(Twitter)で検索すると、そのようなバイトをしている女性の多さがよくわかるかと思います。
彼女たちは、報酬を増やすためには長く通話してくれる固定の客が必要なので、会いたがる素振りや気のある素振りを見せて、男性をその気にさせます。
ですが、彼女たちは仕事としてやっているので、出会えるということはありません。
つまり、サクラということですね。
アプリの説明には、出会い系であるかのように誤認する文章がみられますが、それは嘘なのです。
筆者が調べたところ、アプリストアでビデオ通話などで検索して出てくるアプリのほぼ全てがチャットレディアプリでした。
よくみられる特徴としては、チャットレディアプリは男性にしかターゲットにしていませんので、アプリアイコンが女性写真であることが多いです。
なかには、チャトレを雇ってすらおらず、質の低いビデオを流すだけのものも確認できました。
ランダムビデオ通話アプリは出会い系として使える?
日本人を対象にしたビデオ通話アプリは、チャットレディアプリであることがほとんどですが、
海外のランダムビデオ通話アプリであれば、一般人とも会話をすることができます。
では、ランダム通話アプリで出会えるのかというと、出会い系として利用することは厳しいでしょう。
まず、世界の人とランダムで通話することになるので、日本人になかなか出会えません。
話せたとしても、近くに住んでいる相手や容姿が気に入る相手に出会える確率を考えると、可能性はかなり低いです。
筆者も少し試してみましたが、日本人には出会えませんでした。
課金も高く、最低限の英語力も必要ですし、攻撃的な人もいるので、あまりおすすめはできません。
セクストーションなどの犯罪被害もある
ビデオチャットは、チャトレディしかおらず出会えないというデメリット以外にも、危険が潜んでいます。
それは、セクストーションなどの犯罪です。
セクストーションとは、脅迫して振り込ませるオンライン上の美人局のような犯罪です。
どのような犯罪なのかというと、はじめにビデオチャットで自慰の見せ合いをしようなどと誘います。
それに応じると自慰の様子を録画されてしまいます。
そして、ビデオ通話アプリには電話帳を抜き出すような仕掛けがされており、電話帳の人たちに動画を拡散されたくなければwebマネーを払えと脅迫してきます。
振り込んだとしても、よりカモられるだけですし、振り込まなかった場合にも拡散されてしまったという事例もあります。
セクストーションは、海外から仕掛けられているので、訴えるのもお金を取り戻すのも難しいというのが現状です。
ですので、あやしい誘いには乗らないようにしましょう。
出会いは出会い系で探した方がいい
出会いを探すのであれば、出会い系で探すのが一番です。
出会い系であれば、チャットレディーではないので、出会えることができますし、近場の人を検索したり好みの異性も見つかります。
国産のインターネット異性紹介事業の届け出が受理されている、大手の出会い系を利用すれば安全面も問題ないでしょう。
出会い系の中には、ほかの会員とビデオチャットできるものもありますし、無い出会い系の場合には、LINE交換してからビデオ通話をすることもできます。
ですので、ビデオ通話アプリで出会いを探さず出会い系でビデオ通話の相手を見つけることをおすすめします。