出会い系アプリ・マッチングアプリには、ビジネス目的の迷惑な登録者がいます。
セフレやワンナイトを探しているように見せかけて、いざ話してみると違法風俗の営業だったり、動画サイトや悪質出会い系に登録させようとしてくるんですよね。
彼らは、出会い系初心者のみをターゲットにしているため、言動やプロフィールが特徴的です。
そのため、業者の特徴を知っておけば簡単に判別でき、騙されることはありません。
というわけで今回は、出会い系の害虫である業者の判別方法を紹介していきます。
出会い系にいる業者の種類
出会い系にいる業者は、主に以下の2種類になります。
昔は、メールアドレスの収集業者もいたのですが、スマホの時代になってからは見かけません。
違法風俗の営業
風俗の営業は、通称、援デリ業者とも呼ばれています。
実店舗を持たない違法風俗業者で、援助交際やセフレ探しをしている一般人のフリをして客を取ります。
ホテル街の近くに待機所を作り、待ち合わせ場所に空いている女性を派遣するシステムですね。
そのため、出会い系のプロフィールや写真どおりの女性が来ることはなく、年齢も容姿もかけ離れた女性が派遣されてきます。
時短業者と揶揄されるほど短時間で終わり、サービスが悪く、嬢の質も悪く、衛生面も悪いといい所はありません。
利用してしまうと、風営法違反の幇助にもなりますので、法的リスクの面でも避けたいところ。
ほかに、アパートの一室に来て欲しいと指定するタイプの風俗業者もいます。
webサービスの登録業者
援デリ業者とは違い、会わずに騙そうとする業者です。
「セフレを紹介するから、変わりに動画配信サービスに登録して欲しい。」と持ちかけたり、
「LINEが壊れちゃったから、こっちのアプリで話そう。」などと、悪質なサクラ出会い系に登録させようとしてきます。
当然、セフレを紹介してくれることはありませんし、紹介されたアプリに移動しても相手は見つかりません。
業者の見分け方8つのポイント
24時間メッセージを送ってくる迷惑極まりない業者ですが、見分けるのは超簡単です。
これから紹介する見分け方8つ全てを覚える必要はなく、1つ2つチェックするだけでも、業者の大部分を避けることが出来ます。
いきなり性的なメッセージを送ってくる
業者は、「欲求不満です。」や「セフレを探しています。」など、性的なメッセージを1通目から送ってきます。
たまに、初回は挨拶のみで2通目に性的なメッセージを送ってくるタイプもいますが、基本は1通目です。
「元AV女優です。」、「処女じゃだめですか?」など、様々なバリエーションがありますが、エッチな内容のメッセージをすぐに送ってきたら漏れなく業者だと思って下さい。
その話に乗ってしまうと、援デリであれば、「セフレとして会いましょう。でも、初回は信用のために2万円預けて欲しいんです。次に会った時に返しますから。」というお決まりの謎展開になり、登録業者であれば「じゃあ、LINEではなしましょう。」と宣伝のみが流れるLINE@のアカウントが送られてきます。
出会い系には、セフレを探していたり、ワンナイトが出来る女性が沢山いますが、いきなり性的なメッセージを送ってくることはありません。
数日普通のやり取りをした後に、話の流れで遊び目的だとわかることがほとんどですので、安直な性的なメッセージに乗せられないようにしましょう。
使われている顔文字が古い
顔文字や絵文字は、文章にプラスすると感情表現ができて便利ですが、流行り廃りがあります。
ガラケー時代には、シンプルな顔文字や絵文字が使われ、スマホ時代になってからは特殊文字を使用した顔文字が使われるようになりました。
そして現在は、顔文字を使う人は減って、絵文字を使う人ばかりですが、業者は未だにガラケー時代の顔文字ばかり使います。
中身の人が若くはないのでしょうね。
画像のような顔文字は若い人は誰も使いませんが、違和感を感じないのでしょうか。
アクセス状況がPCから
PCMAXなどアクセス状況が分かる出会い系もありますが、使用端末がPCからとなっている場合は、業者の可能性が高まります。
パケット代があった時代ならいざ知らず、今どき、パソコンを使ってまで出会い系にアクセスする一般人はいません。
業者は大量に営業メールを送る必要があるため、マクロを組んだりコピペ送信のしやすいパソコンを使うんですよね。
ただし、パソコンを使わない業者も沢山いますので、アクセス状況がPC以外だったら業者では無いという訳ではありません。
掲示板に毎日投稿&コピペ投稿
業者は多くの集客をするために、掲示板に毎日投稿しています。
普通の女性会員であれば、1度投稿すればメッセージ相手が見つかりますので、毎日投稿することはありません。
しかし、業者は時間短縮のため毎日同じタイトルと本文で投稿を繰り返します。
そのため、プロフィールの掲示板投稿履歴を見て、掲示板に連投している形跡があったら業者で間違いありません。
反対に、毎日掲示板をチェックし、あまり見かけない会員がいたら、その人は一般人の可能性が高いです。
顔写真がハートやスタンプで隠れている
援デリ業者は、待機所からその時に空いている嬢が派遣されます。
そのため、出会い系の顔写真とは異なる人が来るんですよね。
ですので、出会い系の写真はスタンプで隠し、誤魔化していることがよく見られるのです。
一般人であれば、加工している人はかなりいますが、スタンプを使うことはほとんどありません。
特に、援デリ業者はセンスが古く、ハートのスタンプをよく使いますので注意して下さい。
相手に求める年齢や体型の幅が広すぎる
出会い系には、年齢や体型など相手に求める条件を設定できますが、業者はこの項目がやたらと広く設定されています。
10代なのに、60代まで募集していたり、体型がスリムからぽっちゃりまでと広かったり。
業者はなるべく多くの人を騙す必要がありますので、条件を広く設定して当てはまる人からの連絡を待っているのです。
業者が本当に求めている条件は、騙されてくれる人、お金を払ってくれる人です。
幅広い募集条件には騙されないようにしましょう。
会う場所の変更が出来ない
援デリ業者は、最終的には会うことになりますが、決まって、会う場所は相手が指定してきます。
普通であれば、どこで会うか相談して決めますが、待機場所から派遣するシステムですので、その近くの場所を指定してくるんですよね。
新宿のゴジラ前など、ホテル街近くの援デリ業者定番の待ち合わせ場所がありますが、それ以外でも待ち合わせ場所を一方的に決めてくるようなら業者です。
また、業者とはまた別ですが、ぼったくりバーの客引きも、新宿、渋谷、池袋など繁華街で飲める人を探していますので、場所指定というのは基本的に警戒して下さい。
すぐに会いたがる
業者は早く大量に結果を出さなければなりません。
そのため、悠長に話をすることが出来ません。
普通はメッセージのやり取りをして、お互いのことを知ってから会いますが、業者は今日会える人、明日会える人を探しています。
また、美人局や詐欺などの犯罪も、即会いでターゲットを探しています。
ですので、即会いはせずに1週間以上会うまでの期間を空ければ、ほとんどの出会い系のリスクを避けることが出来ます。
まとめ
・使う顔文字が古い
・使用端末はPC
・掲示板に連続投稿している
・顔写真をスタンプで隠している
・相手に求める条件が広い
・場所を指定してくる
・すぐに会いたがる
これらの特徴のうち、1つ当てはまったら95%は業者。2つ以上当てはまったら、ほぼ100%業者で間違いありません。
慣れればすぐに業者の判別は出来るようになりますが、覚えられない場合には、いきなり性的なメッセージを送ってくるユーザーは全て無視し、会うまでの期間を1週間以上あければ、業者や詐欺に引っかかるリスクをほぼ無くすことが出来ます。
リスクがあると怖いイメージを持ってしまうかもしれませんが、一般の女性も沢山いますし、セフレやワンナイトが出来てしまうのが出会い系です。
判別方法を身につければリスクをほぼ無くせますので、せび出会い系ライフを楽しんでください。