マッチングアプリ(出会い系)には、
写真は加工なので騙されないで下さい。
写真は実物には存在しません。
などの注釈がプロフィールに書いている人がいます。
騙している本人が騙されないでくださいと注意を呼び掛ける姿には疑問を感じますが、よく書いている人を見かけるのも事実です。
では、なぜ彼ら・彼女らがこんな注釈を書くのか詳しく説明していきましょう。
100%加工をしているのは確か
当たり前のことを言ってしまいますが、「写真は加工なので騙されないで下さい。」と書いている人に確実に言えることがあります。
それは載せている写真は加工されたもので、実際の姿とは違うということです。
つまり、写真の相手を魅力的に感じても、その人が待ち合わせに来ることはありません。
マッチングアプリの多くは、写真を加工するのは止めましょうと呼びかけています。
ですが、自分をよく見せたい心理は誰にでもあるもので、多くの人は写りのいい写真を選びますし、なかにはフィルターや加工に手を出してしまう人たちもいます。
写真は加工なので騙されないで下さい。と書いている人たちも、自分で宣言している通り加工を使っているのは間違いありません。
彼ら・彼女らは実在しないのです。
加工はやめるつもりはないが言い訳はしておきたい
なぜ彼ら・彼女らが、加工であることを宣言しているのかと言うと、保身の心理が働いているからです。
加工の写真は相手を騙すことになると分かっていますが、虚栄心を止められません。
そうなると、会った時に別人だった・写真詐欺だったと思われるのは確実です。
自分でも実物と写真の姿は違うことに薄々気づいているのでしょう。
だからと言って、見栄っ張りの彼らには、加工を止めるという選択肢はありません。
前もって言い訳をしておけば、加工ばかり載せる免罪符になると思っているわけです。
他責思考が根底にはある
では、なぜ騙している本人が、「写真は加工なので騙されないで下さい。」と他人事のように注意しているのかですが、
それは、自分を肯定したいからです。
自分が加工をするのはしょうがない、加工以外は見せたくない、そんな気持ちが根底にはあります。
そして、自分の責任を認めたくない・自身を肯定したいという気持ち合わさり、他責思考が生まれます。
その結果、騙している本人にも関わらず、騙されないでくださいとまるで騙される方が悪いかのような言い回しになってしまうのです。
要は、開き直って責任転嫁しているという訳です。
実物と写真はかけ離れていると思った方がいい
先にも話した通り、彼ら・彼女たちは100%加工をしています。
ですが、人の心理は困ったもので、見えないものは期待してしまう性質があります。
マスクをしていると美男美女だろうと脳内保管してしまう心理と同じで、
加工であることは分かっているのに、実物も可愛いかも、これだけ可愛いなら加工を差し引いても実物も期待できる。
そんな風に期待を持ってしまうんですね。
ですが、「写真は加工なので騙されないで下さい。」と開き直っている人と会っても、期待通りの人が来ることはありません。
言い訳をしてまで加工をするくらい虚栄心が強い人は、当然写真の厳選にも余念はないです。
さらに、重加工であったり、昔の写真をさらに加工して使っていたりと、詐欺度が高いことが多いのです。
かなりの確率で、写真より大きく下振れると思っておいて間違いないです。
筆者の経験でも、この手の記載をしている人は、写真の人の面影すらなく体系から顔まで別人としか思えなかったというパターンばかりでした。
ですので、写真は加工なので騙されないで下さい。と書いている人と会う時は慎重に。
なるべく、無加工・無フィルターの写真が欲しいと相手に伝え送ってもらうことをおすすめします。