ZOZOマッチは、ファッション通販大手のZOZOが手掛けるマッチングアプリです。
ファッション通販サイトのアプリだけあり、自身の好みの雰囲気(ファッション)の相手を探すことができる、雰囲気で繋がるコンセプトのアプリです。
筆者も2ヵ月ほど利用してみましたので、どのようなアプリなのか詳しくレビューしていきましょう。
ZOZOマッチはどんなマッチングアプリ?
ZOZOマッチとほかのマッチングアプリの違いから説明していきましょう。
ZOZOマッチの基本機能は、気になった相手にメッセージ付きいいねを送り、その相手から返事が返ってきたら、チャットが続けられるというシンプルなものです。
基本機能はほかの出会い系と変わりありませんが、いままでにない特徴もあり、先にも話した通り、雰囲気で相手を見つけることができます。
では、雰囲気で相手を見つけられるとはどういうことなのかと言うと、ZOZOマッチでは、AI診断機能があり、載せた写真のファッションの系統が自動で分類されます。
ZOZOは、ファッションSNS「WEAR」も運営しており、それに搭載されているファッションの系統を診断する機能を使っているようですね。
そして、ユーザーは登録時に好きな異性の服装のタイプを多くの写真の中から選択しますので、自分の好みのファッションの系統と一致する相手がおすすめに表示されるようになっています。
ZOZOマッチは全身写真が必須
雰囲気で繋がるコンセプトのため、ZOZOマッチは全身写真が必須です。
写真は、頭から靴まで写っていなければならず、条件を満たしていない写真は却下されてしまいます。
条件を満たした写真を載せない限りメッセージ機能を使うことができません。
これは、全身を確実にみられるというメリットや、加工する人が少ないというメリットがある反面、写真のハードルがあがるというデメリットもあります。
載せられる写真がないという人もいるかとは思いますが、そのような人のために、AIで見えない部分を補正して、全身写真にしてくれる機能もあります。
ただ、膝くらいまでは写っていなればAI補正もできないので、やはりハードルの高さはありますね。
全身写真がない方は、鏡撮りや後ろ姿でも審査を通過できますので、他撮りは無理でも、鏡越しに自撮りをするなりした方がいいですね。
ZOZOマッチはシンプル&コスパが良い
ほかに、ZOZOマッチの特徴をあげると、シンプルという点と、月額制マッチングアプリの中ではコスパが良いという点があげられます。
ZOZOマッチは、タグや、検索、掲示板、などのほかの出会い系にありがちな機能はなく、毎日おすすめに表示される10人の中から3人にメッセージを送れるというシンプルなものです。
これは、やれることが少ないということにもなりますが、機能が複雑だと扱いづらいという人には、メリットにもなるでしょう。
個人的には、分かりやすくて好きです。
そして、月額制マッチングアプリにしては料金が安めです。
月額制マッチングアプリは、1ヵ月4500円程度が相場のものが多いですが、ZOZOは1ヵ月3480円(女性は無料)と相場を下回ります。
ポイント制出会い系のコスパには負けますが、使いやすい料金なのではないかと思います。
ZOZOマッチの問題点
2ヵ月使っていていくつか問題点を感じましたので、正直に書きます。
まず、やれることが少ないです。
相手と知り合う方法が、おすすめに出てきた相手にメッセージを送るという方法のみとなりますが、
1日に10人の中から3人を選ぶだけですので、好みの相手が3人に満たないこともありますし、いいねを送ったところで返事がかえってこないことも多いので、何もできることがないという状況に結構なります。
おすすめに表示される相手は、ある程度の年代と会いたい場所を選べはするのですが、喫煙、飲酒、休みのタイプあたりも絞りこめると、10人の中からいいと思う人も増えると思うのですが。
次に、1日に見られる相手が10人しかいないのに、出会え無さそうな会員もそこそこいるのも問題かと思います。
明らかにパパ活と思われるユーザーや、登録するとZOZOのポイントがもらえるキャンペーンもしていたので、そのポイント目当てのユーザーもいるんですよね。
この点をもう少し厳しくしてもらえると、10人の質が上がるように思えます。
ZOZOマッチの総合評価
改善点はいくつかあるものの、全身写真が必須であるというのは筆者としては良い印象を持ちました。
全身写真必須のせいか、おしゃれな人も多い気がしますし、
マッチングアプリによくある、会った時の姿と写真が違うという問題を減らすことはできますから。
まだ、ユーザーは少ないように感じますので、これからに期待のアプリですね。